ブレインアクティビティモニタ(Hb131S)
特 徴
ウェアラブル脳NIRS(ニルス)は前頭葉の血量変化を非侵襲的に計測するセンサです。
前頭葉はメンタル的な要素が血量変化として現れるため多くの研究者が注目しているにも関わらず、
これまでの脳NIRSでは被験者頭部の圧迫感により、長時間の測定や、ストレスフリーでのメンタル要素の測定に
充分合致しているとは言えませんでした。
Hb133及びHb131Sは、被験者の負担を軽減するため、サンバイザーの内側に新規開発した極薄のNIRSプレートを
張り付けて、サンバイザーを被ることで前頭葉の血量変化を計測できる画期的な装置です。
これまで、NIRSセンサを装着することに抵抗があった認知症のご高齢の方や発達障害の児童にも抵抗なく装着が可能に
なり、容易に計測できるようになりました。
静岡大学が開発した計測アルゴリズムを当社が実用化し、変化量の定量性については総合大学核医学講座による酸素同
位体を用いたPETとの同時測定を実施し確認しています。
- 単四電池2本込みでわずか110グラムの超軽量。
- サンバイザーは当社オリジナル、ストレッチ生地を丁寧に仕上げました (日本製)
(M/L)、(S/M)サイズの2種類、成人のあらゆる頭囲に対応します。 - 0.1秒サンプリングレートでは、心拍数の計測も可能(アプリは未搭載)
- リアルタイムでPC表示、データはCSVファイル形式でPCに保存
- CSVファイルを付属の「NIRSデータ解析プログラム」で評価することができます。
仕 様
型式 | Hb131S(サンバイザータイプ) |
測定方法 | NIRS(Near-infrared Spectroscopy)SRS 近赤外空間分解分光法 |
光源及び受光素子 | 2色LED、ホトダイオード 光平均パワー1mW以下、ピーク波長770±10nm,830±10nm |
センサー部 | FPC(Flexible printed circuits) |
測定チャンネル数 | 4CH固定 |
データファイル形式 | EXCEL-CSV形式 |
サンプリングレート | 0.1、0.2、0.5、1.0(4CH)単位:秒 |
測定項目(大脳皮質) | 酸素飽和度(rSO2 %) 酸化ヘモグロビン(Oxy-Hb)、脱酸化ヘモグロビン(Deoxy-Hb) 総ヘモグロビン(Total-Hb) |
測定項目(頭皮) | 酸化ヘモグロビン(Oxy-Hb)、脱酸化ヘモグロビン(Deoxy-Hb) 総ヘモグロビン(Total-Hb) |
加速度 | X 、Y 、Z 三軸加速度(最大:2G) |
電源 | 単四電池(AAA)2本、3V 電池寿命:サンプリングレートによる |
無線方式 | Zigbeeプロトコル IEEE802.15.4 準拠 認証取得国 日本、台湾、EU、アメリカ、カナダなど |
付属ソフト | NIRSデータ解析プログラムなど |
対象OS | Windows:Win-XP -7 -8.1 -10 |
質量 | 約110g(単四電池2本含む) |
- Hb131S: サンバイザー2種(S/M , M/L)、NIRSプレート、ZigBeeドングル、USBメモリ(取説、プログラム、保証書)、電池
※サンバイザーは消耗品です。単体でもご注文いただけます。