ブレインアクティビティモニタ(最新型 Hb134)
特 長
ウェアラブル脳NIRS(ニルス)は前頭葉の血量変化を非侵襲的に計測するセンサです。
前頭葉はメンタル的な要素が血量変化として現れるため多くの研究者が注目しているにも関わらず、これまでの
脳NIRSでは被験者頭部の圧迫感により、長時間の測定や、ストレスフリーでのメンタル要素の測定に充分合致して
いるとは言えませんでした。
Hb134・Hb133は、被験者の負担を軽減するため、バンダナの内側に開発した極薄のNIRSプレートを張り付けて、
バンダナを被ることで前頭葉の血量変化を計測できる画期的な装置です。
これまで、NIRSセンサを装着することに抵抗があった認知症のご高齢の方や発達障害の児童にも抵抗なく装着が可能に
なり、容易に計測できるようになりました。
なおHb134は機器にデータを蓄積できる仕様になっております。
静岡大学が開発した計測アルゴリズムを当社が実用化し、変化量の定量性については総合大学核医学講座による酸素同
位体を用いたPETとの同時測定を実施し確認しています。
・リアルタイム計測・データ蓄積型計測(Windows限定)シリーズ最新Hb134では蓄積型計測が可能となりました
・センサー:2チャンネル
・重さ:100g(超軽量)
・バンダナ:ストレッチ生地 当社オリジナル(日本製)
・測定は各チャンネルの酸素飽和度(rSO2)[単位:%] / 酸素化ヘモグロビン、脱酸素化ヘモグロビン[単位:mM]
・加速度(X、Y、Z)Max=2G
・Bluetooth-LE(MBN52832)
・サンプリングレート:Max10Hz(0.1sec)
・測定表示プログラム:Windows & Android
仕 様
型 式 | Hb134 |
測定方法 | NIRS(Near-infrared Spectroscopy)SRS 近赤外空間分解分光法 |
光源及び受光素子 | 光源:2色LED、受光素子:ホトダイオード 光平均パワー1mW以下、ピーク波長770±10nm、830±10nm |
センサー部 | FPC(Flexible printed circuits)過度な繰返し屈曲で破断される事があります |
測定チャンネル数 | 2ch固定 |
データファイル形式 | CSV形式、蓄積モードでは測定データは本器のフラッシュメモリに保存されます |
サンプリングレート | 0.1、0.2、0.5、1.0 単位:秒 |
測定項目 | 酸素飽和度(rSO2:%) 酸素化、脱酸素化ヘモグロビンの変化量(Oxy、Deoxy-Hb:mM) 三軸加速度(X、Y、Z 最大:2G) |
電 源 | 単四電池(AAA)2本 3V 電池寿命:サンプリングレートを遅く設定すれば電池寿命は長くなり サンプリングレートを早くすれば電池寿命は短くなります |
無線方式 | Bluetooth-LE(MBN52832)直線距離で5m以内 海外認証取得(CE:欧州、FCC:北米、IC:カナダ) |
フラッシュメモリ容量 | 128KB(蓄積モード時のデータ保存) |
計測プログラム | Windows版 Hb134.exe Android版 Hb134.apk |
イベントファイル | ホスト機のカレンダーに依存、容量として6か月分保存 |
対象OS | Windows: Windows 8.1、Windows 10 Android: Android 5.0以降 |
NIRSプレート固定 | バンダナ(L/M、M/S)サイズ2種類 |
質量 | 約100グラム(単四電池2本含む) |
イベント | 計測後のデータにイベントデータの同期 |