ブレインアクティビティモニタ(Hb13-n)
特長
脳内血量を非侵襲的に計測する「脳NIRS(ニルス)」は前頭葉の血量変化を可視化するセンサです。
最大の特徴は表層(皮膚血量)と深層(脳)の血量を分離して計測しますので、交感神経の働きによる変化を識別できます。
静岡大学が開発した計測アルゴリズムをアステムが実用化し、定量性については総合大学核医学講座による酸素同位体を用いたPETとの同時測定を実施し、また医系大学付属病院の精神科にて評価を行いました。
- 最大8chのプローブを接続する事が出来ます。
- 計測値は被験者から離れた場所(最大10m)でもモニターできる様にBlue-Toothで接続されています
- プローブは被験者の負担にならないように小型・軽量(約10グラム)です。柔軟性をもった素材で構成されているため、様々な部位に装着でき長時間の計測にも負担になりません。
- 深層(脳)の計測値は表情筋の影響を受けるため、表層の血量も同時に計測することで変化由来を識別できます。
- 本体には加速度センサを搭載していますので、被験者の体動による影響を識別できます。
- 使用している近赤外光は生体には安全な光です。
- 電池は単四電池を2本使用しています。
仕様
型式 | Hb13-n(nはプローブ数) |
測定方法 | NIRS(Near-Infrared Spectroscopy)SRS 近赤外空間分解分光法 |
光源・受光素子 | 2色LED、ホトダイオード |
センサープローブ | 幅20 長さ45 厚み5 + 伝送部 シリコーンゴム製(単位・mm) |
接続プローブ数 | 1~8ch 任意に増減可能 |
データファイル形式 | CSVファイル形式 |
サンプリングレート | 0.2秒~、接続プローブ数による |
測定項目 | 酸化ヘモグロビン(Oxy-Hb)、脱酸化ヘモグロビン(Deoxy-Hb) |
表示項目 | 深層(脳) Oxy-Hb、Deoxy-Hb、rSO2 (酸素飽和度 %) 表層 Oxy-Hb、Deoxy-Hb それぞれの選択表示可能、表示倍率設定可能、単位mM |
加速度センサ | X、Y、Zの3軸加速度、最大2G |
電源 | 単四電池 2本 |
プローブ長さ | 65cm |
ワイヤレス | BluetoothーLE(到達距離5メートル) |
対象PC | Win-7、-8.1、-10 |
基本セット | 本体(中継ボックス)、PC測定表示プログラム、コピー防止キー Blue-Toothアダプタ(PCに搭載されていない場合) プローブ2本、プローブ固定バンド |
サービス品 | NIRS解析プログラム(Windows版のみ) |
ソフトウェアのダウンロード
「脳NIRS(Hb13-2)」のデータ解析プログラムは、下記のリンクからダウンロードできます。